のと鉄道能登線・恋路駅(廃駅)とは
恋路駅は、のと鉄道能登線(廃線)にかつて存在した駅。隣接する恋路海岸から名づけられ、恋人の聖地として多くの訪問者で賑わった。
恋路駅は1964年、国鉄能登線の全線開通時に仮乗降場として開業。能登線は1987年の国鉄分割民営化に伴いJR西日本に受け継がれ、1988年に第三セクター・のと鉄道に移管された。しかし、能登線はモータリゼーションの影響により全線開業後からすでに乗客が減少を続けており、2005年に全線が廃線となり、恋路駅も廃止された。
恋路駅には廃止後も多くの訪問者があり、待合室に備え付けられたノートには、たくさんの思いがつづられている。
恋路駅のその後
恋路駅を鉄道遺産として保存・活用するため、地元企業の宗玄酒造が2009年に駅から北側のトンネルまでの土地を取得。恋路駅から北側300mほどの区間に線路を再敷設し2013年、奥のとトロッコ鉄道(のトロ)の営業を開始した。
2023年7月現在、具体的な営業日は公開されていない。
恋路駅(廃駅)の基本情報
住所 | 石川県凰珠郡能登町恋路 |
電話番号 | - |
営業時間 | - |
定休日 | - |
料金 | - |
駐車場 | 恋路海水浴場(無料)・30台 |
トイレ | 恋路海水浴場にあり(無料) |
備考 | 能登町観光ガイド |
アクセス
のと里山海道「のと里山空港IC」を右折、県道303号線、県道26号線、県道57号線、内浦街道を経由(金沢市街から約2時間)
宿泊施設
のと鉄道廃線跡を巡るなら、海の眺望を楽しむことが出来る和倉温泉や九十九湾がおすすめ。能登半島を一周した後は、金沢駅周辺に宿泊も便利です。